丸千千代⽥⽔産を知るための
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市場内の卸売会社は、農林水産大臣の認可を受けて初めて事業ができるほど、その社会的影響力と責任の重さは計りしれません。当社は豊洲市場にある水産卸売会社7社のうちの一社で、日本一の市場「豊洲市場」で、首都圏の食ビジネスの中枢として重要な役割を担っています。
当社は単に商品を集荷し販売するだけではありません。消費傾向の多様化を受け、豊洲市場にある水産卸売会社だからそこ得られる、川上から川下までのあらゆる情報を吸い上げ、消費者のニーズにあった商品をメーカーと共に取組み、世に送り出すことで三方良しの提案型ビジネスを展開しています。
国内外のメーカーなど約1,700社から商品を仕入れ、仲卸業者やスーパー・量販店など約800社へ販売しています。「首都圏に住んでいる人なら必ず当社扱いの商品を食べている」と言っても過言ではないスケールの大きい事業を展開しています。
1948年に東京佃煮販売として創業し、その名の通り佃煮の販売からスタートしました。世界屈指の築地市場とともに歩み、食の多様化に合わせて事業を拡大。現在では、シラス・干物・冷凍食品・練り物・惣菜・鮭鱒・魚卵等、約55,000アイテムもの商品を取扱い、塩干加工品においては業界トップのシェアを誇っています。
築地市場において、初めて商品の輸送に発泡スチロールを導入、市場内の荷物の運搬にターレットを導入、現場へタッチパネル式のシステムを導入、ISO14001認証取得する等、食の品質向上や作業工程の効率化に努めて、市場に新たな旋風を巻き起こしてきました。移転した豊洲市場でも様々なことにチャレンジして市場発展の為に貢献していきたいと思います。
2019年11月、国際食品安全システム規格FSSC22000を認証取得。国内の卸・小売業で4番目の取得です。この認証取得により、食品提供の管理手法において、当社は客観的に信頼性を獲得したことになります。今後は日々の営業活動において食品の安全提供は勿論の事、社員の衛生・品質への意識向上に努め、市場の卸売会社としてより“食の安全”と“消費者の安心“を追求していきます。